剣山(1,955m)
徳島県最高峰 剣山
この修験道の山を信仰していた義父が亡くなり、報告とお礼のために訪ねました
本日の行程
リフト西島駅から登り50分
下りは「刀掛の松」経由ルートで20分
ええええ〜〜〜?
って言う程お気楽コースなのです^^;
リフトで15分〜
時折、足元の森の中から歩いて登る子供たちの元気な声が届きます
大剣神社です
左右の柱に「天地一切の悪縁を断ち」
「現世最高の良縁を結ぶ」
と書かれています
天地・・・と聞くと宇宙を
現世・・・と聞くと長い歳月を思いましたが
直ぐにそれらは収縮して私の心の中に在る「点」に納まりました
登山道は大剣神社の左を巻き込むように続き
御神体の岩を間近に見る事が出来ます
ガスに包まれた登山道
あれれ? 木々は揃って斜めに伸びています
吹き下ろす風が強いのか、降雪の影響か
それにしても素直に斜めに伸びていますね
お日様に向かうと こっちだったって感じです
杉や桧は「この下にブラジルがあります」
って位 斜面でも真っ直ぐに伸びますが・・・(o^∇^o)
「刀掛の松」への分岐に建つ剣山本宮の鳥居をくぐります
鳥居をくぐる度に神聖な気持ちになります
登頂〜♪
剣山は「太郎笈」とも呼ばれていて、太郎&次郎の兄弟峰です
この奥に続く次郎笈への道もガスに閉ざされています
次郎笈から見る剣が綺麗だと聞いたので、次回はこの笹原を縦走したいなぁ〜
360度 真っ白な世界も良いけれど
時折風神が「ふぅ〜」って・・・
そのたびに視界が開け 山頂に歓声が上がります
ほんの数秒のお楽しみ♪
刀掛の松
安徳天皇は、平家の「草薙の剣」を剣山の頂上にある高くそびえる大岩に納め、平家一同の盛隆を祈願されたそうです。
その剣山登頂途中の休息時に「草薙の剣」を持った従者に目をとめ、顔中に汗が流れているにもかかわらず、拭うこともせず威儀を正している姿をみて強く心を打たれ、剣を置いて汗を拭くよう声をかけられたそうです。
が、従者はとまどいためらいました。
安徳天皇は、再び剣を縁起のいい松の木に掛けて汗を拭うようにと言葉をかけたそうです
松は第二次世界大戦後の台風で倒れ朽ちていますが、安徳天皇の細心で心暖まる話が今も伝えられています。
シコクフウロ
ヤマハハコ
下山後、バスで美馬の道の駅に戻る・・・ 今日は「ゆずはちみつ」を選択♪
夕飯は四国屋さんで・・・一押しは「焼きマツタケ〜」