岩手山(2038.2m)

御神坂(おみさか)(610m)を登り焼走り(570m)へ下ります

6:30登山開始

長閑な樹林帯

折れて明るくなった林には

無数の新しい命が育っている

登山道の両側には花と見まがうカタクリの実
ユリ科なのでそれなりの形
蟻の大好きな香りエライオソーム付きのため 弾け出た種は蟻が巣に持ち帰る
やがて臭いがしなくなると・・・巣の外に“ゴミ”として捨てられる・・・芽吹くd(゚-^*) ナイス♪

葉は早々に消えます
日陰に咲くので葉で養分を作るより、葉を維持する方が力がいるからです
カタクリは葉を捨て子を養うことを選択、蟻に子をゆだねます
弾けた後の抜け殻・・・花みたいでしょ!

切接

石鳥居が埋まっています

秋田駒ケ岳方面

西方面

火山活動観測のアンテナ・・・だったかな?

山頂が見えます・・・
不動平へ下り Y字に見える登山道の右を登ります

不動平避難小屋・・・

夏季入り口は建物左にありますが、冬季は積雪によるようですね

黄色いスミレが咲くガレ道をジグザグと火口の縁へと登りました

釜の縁には石像が内向きに並んでいます
奥は不動平です

時計回りに山頂を目指します

釜の中、祭祀に使われるのか、石積みが見えます
(悪戯されて 石を置いて書かれた文字も見えます)

強風が吹き始め 一気にガスが吹上げられ、わずか5分で霧に包まれました

11時40分 登頂!
写真を撮ったらすぐに下山開始
風除けの場所がないですからね〜

シラネアオイの群生

桜も満開〜

林の向こうに雪渓が

カラマツソウが続く道

雪に立ち向かう

ヒガラの幼鳥が不意に枝から落ちてきた
まだ飛べないけれど羽ばたけるので飛翔の特訓中だったのかな
生きるんだよ

分岐を焼走りに下ると・・・

国内最大のコマクサ群生地〜♪

第一噴出口跡・・
ここから焼け走り登山口の駐車場が見えるんですが、ガスって見えません
ガイドさん曰く、「見えないのが幸いですよ(はるか遠いので)」

第二噴出口跡

宮沢賢治が「鬼の棲み家」と表現した溶岩原

16時過ぎ、無事下山!


藤七温泉へ向かいます
右奥が岩手山

建物が傾いていて驚きましたが、スタッフの気配りが心地よく
豆腐やソース、デザートのプリンまで ほとんどが手作りのバイキングはとても美味しく
何より、開放的な野天湯の面白さに疲れが吹き飛びました

明日は八幡平を歩きます