帝釈峡

あまり知られていない日本国内にある「すごい秘境」
で、竹田城址に続いて二番目に紹介されている広島県北部にある峡谷

中国道七塚原SAで珈琲ブレイク

上帝釈Pから帝釈川に沿って 遊歩道を雄橋まで下ります


白雲洞
鍾乳洞です
実際の奥行は未知ですが200mまでが見学できる・・・大人250円
狭所嫌いな夫は待機
誰もいない洞窟にいざ!!

床は板張りなので、足元に不安はないけれど
ただただ自分の靴音と滴る水音が洞内に響く・・・
背筋が寒い!!  そのはず、気温は年中 約11℃

入口から伸びる狭い回廊を巡ると、天井の高い広間に出ます
様々な鍾乳石を見上げる
そこに神や龍の姿はないけれど、自ずと敬虔な気持ちになります

1cm伸びるのに100年・200年
しばし滴りを見つめる  …ぽとん、  …ぽとん、
ここが繋がるまでに私は何度生まれ変わらなければならないのだろうか

「満月岩」
この素敵な真ん丸を隠すライトが残念
水が岩を削った努力の年月を考えると、ここで人が知恵と労力を惜しんではならない   よね!

そして、行き止まり
まだまだ奥に続いていますが、立ち入れないように金網が張ってあります
ここで引き返します

ひとりで探検は不気味でしたが、ここまで戻るとカップルの声が近づいてきました
あの曲がり角の岩にそっと隠れて・・ヽ(^ ∇^* )バッ ・・・嚇しちゃった
心はキューピット、見た目は〜〜〜(m-_-)m

洞窟を出ると左手に魅惑の泉が  


鬼の唐門

白雲洞の隣に 石灰洞が崩れて入り口のみがアーチ状に残った「鬼の唐門」があり、通り抜ける事が出来る
アーチの上に「鬼の窓」と呼ばれる高さ4mの覗き門もあります
けれど、大きなスズメ蜂の女王蜂に威嚇され退散

若葉が光ってるね
その中に蝋燭岩のような「鬼の供養塔」が立っています

川音が優しいね
トンボと蝶が話しかけてきます


雄橋(おんばし)

程なくでぇ〜〜〜〜んと現れる雄橋  またの名は「神の橋」
帝釈川の浸食によって出来た長さ90m、幅19m、高さ40m の日本一の天然橋で国の天然記念物です

雄橋の下です

下流側から見ると橋の側面に「鬼の顔」があるんです

額縁効果で新緑が一層眩い

かつては この橋の上を人馬が行き交っていたと昔なんかで読んだ気が^^;


「雄橋は世界三大天然橋の一つ」
と・・・パンフにあったので残りの二つが気になって調べてみました
Natural Bridge  で画像検索すると夢のような橋がいっぱい!!
う〜〜〜〜〜ぅむ、「三大」とか言うの止めよう  どれも素敵だ

遊歩道は神龍湖まで続くけれど、私たちはここで引き返し車で湖に向かう


神龍

遊覧船に乗って神龍湖を巡ります
湖の水位は今は最低レベルだそうです

頑張れカープ!!

帝釈川ダム

1924年大正13年)の完成当時、高さ56.9メートルと日本で最も高いダムだった
明治・大正と続く富国強兵の流れの中で電力開発のために作られた
狭い峡谷に作られたため、日本一縦長のダム
奥にそびえるのが“太郎岩”で、ダム建設にかかわった方の名前が由来

紅葉橋と奥に桜橋・・・その上流の神龍橋をくぐって乗船場に戻る

道の駅で遅いランチ、焼肉丼を頂いて帰りました