ローマ(ヴァチカン)


Buon giorno!
8:00 フィレンツェを発ち、バスでローマに入る(285km)

カプリ島の青の洞窟を模したレストランテで、前菜・ピザ・デザートのランチ
完食は・・・私だけ?   
(量は相変わらず多いけど、とっても美味しかったで〜す♪ 食いしん坊バンザイ!!)


ヴァチカン

カトリックの総本山へ 
大通りにバスを止めて歩いて国境(手前のフェンスです。右に入口・左に出口がひとり通れるくらい開いています)を越え、
サン・ピエトロ広場 向かって右から伸びる入場の行列に並びます
広場中央にはエジプトから運ばれた巨大なオベリスク(高さ25.5m、重さ320t)が建っている
サン・ピエトロはこの辺りで逆十字架にかけられていた


オベリスク拡大


大聖堂入口では、手荷物検査・ボディーチェック・服装チェックを受けます
でも、有難い事に、日本人は信用が高く穏やかに入場可に・・・
「ピストルを持ってないからね〜」
と言われ、あらためて周りの人たちを見まわしてしまいました


サン・ピエトロの墓の上に建てられたサン・ピエトロ大聖堂
入ってすぐ右側廊に ミケランジェロ25歳の作『ピエタ』があります




中央奥にベルニーニの祭壇が有ります
信者の祈りの場です


屋上の大クーポラにもエレベーターを利用して登れます



ヴァチカン博物館へは、閉館後に特別見学をします・・・
ひとまず、ヴァチカンを離れ
ローマの市内観光(コロッセオ・トレビの泉・ヴェネツィア広場・サンタンジェロ城)へと向かいます

夫が撮ったパノラマ




Buona sera!


トレビの泉に無事コインを投げ入れ、再訪を誓った後、
18時閉館後のヴァチカン博物館へ特別拝観に出掛けました

いつもは歩くのもままならない程混み合う博物館を
写真撮影可という特別な配慮を頂いて ゆったりと楽しむ事が出来ました

タペストリー  織り物です


まばゆい廊下・・・テーマを変えながら延々と続きます
両側には地図を織ったタペストリーが掛かっていました



ラファエッロの間(署名の間)『アテネの学堂』
25歳のラファエッロが37歳でこの世を去るまで描き続け、
彼の死の4年後に弟子たちによって完成された4つの部屋のひとつ



システィーナ礼拝堂
法王の公的礼拝堂で法王選挙の会場でもある

ミケランジェロの『最後の審判

キリストが最後の審判を下し、
右側には選ばれし人が天へと登り、左側には罪深き人が地獄へ落ちゆく姿が描かれている
キリストの足元のバルトロメオは人間の皮を示し、その顔はミケランジェロの自画像と言われている


静かに見上げている、幸せそうな後ろ姿


アダムの創造


最後の審判』を見て、圧倒された私は絵葉書を買うという俗世の遊びが出来なかった
そして今、後悔している・・・

ヴァチカン美術館の出入口の、ブラマンテの階段
さざえ堂のように登りと下りが交わらない二重螺旋の階段です
ミケランジェロの設計と言われ、とても美しいスロープです
「希望者は歩いて降りて良いですよ」(ガイドさんはエレベーターに進まれます)
16名のグループで歩いたのは女子3名でした(女性はやはり好奇心がいっぱい!!)