御陵衣祭

久し振りの更新となりました
順次、感動の京都&伊勢までのんびり遡り書いて行こうと思います

宮島の対岸に位置する“地御前神社(厳島外宮)”
主祭神宗像三女神、創建は(伝)推古元年(593年)
厳島神社と御山神社(奥宮)・地御前神社(外宮)は直線上にあります
(おまけに付け加えると、厳島神社と大鳥居・我が家も直線上〜♪)

扁額の海側は「厳島外宮社」

神社側は「地御前神社」


御陵衣祭(ごりょうえさい)
旧暦の5月5日、端午の節句を祝い昨年の御陵衣祭以降に生まれた子供が赤い鉢巻を巻いて拝殿でお祓いを受けお札を頂き
厳島神社舞楽が二曲(陵王、納蘇利)奉奏されます
島外で、しかも列座している同じ床で、更に目の前で舞楽を楽しめる〜♪

14時からですが、初めてなので1時間前に到着(笑)

地御前神社・大歳神社前で菖蒲とヨモギが参列者に配られます

持ち帰り、屋根にあげ、夜には菖蒲湯に入ります

拝殿西側では神馬が衣装を着けている

完成!  二頭とも男子でそれぞれ10歳と12歳だそうです

頭と尻尾と背中の矢のようなものに御幣が・・・

可愛い〜

手に手に菖蒲を持って、拝殿に上がります
最前列は今日の主役たち♪  赤い鉢巻が可愛いね!!

火鉢があるところ

笙あり♪

厳かに・・・
神官が左右対称に動かれるのですが、階段を登る時、下る時共に階段の外側の足から
一段進んでは同じ段に内側の足を添えて、また外側の足で進む・・・

階段下に座る時も左右の膝を使って素早く美しく本殿にお尻が向かない方に反転されます
(家に帰りやってみましたが、相当脚力が必要)


そして、本日の主役たちの玉串奉納

ひとりひとり丁寧にお祓いしてくださいました

昇殿出来なかった人も

カメラマンたちも



舞楽(陵王)

竜頭を頂いた面を被り、1尺程の金色の桴を持って舞います

最前列に座れたのですが、左端だったので柱が・・・

絹糸で編んである“絲鞋(しかい)”

陵王になってみたい方はこちらへ
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舞楽(納蘇利)

陵王の答舞で、こちらは銀の桴を持って舞います

場所を移動して正面から♪  今度は足元が・・・

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流鏑馬(馬とばし)
拝殿と鳥居の間で三回転をし上と四方(神社に向かって右・左・鳥居に向かって・拝殿の中)に矢を放ちます


大歳神社に移動(踏切を渡ります)

皆でぞろぞろ大移動

大歳神社前の3つの的に矢を射ります

道が舗装されたため馬を駆ることは出来ませんが、身近に感じる事が出来ます
射抜くたびに大歓声が上がります

節句の子供たちを順番に抱き上げて下さいます
みんな健やかに大きくなぁ〜れ