韓国岳(1,700m)

プロローグ


天孫降臨の伝説の地(のひとつ)高千穂峰
その山頂には迩迩芸命(ニニギノミコト)が降臨に際して突き立てたと言われる
天の逆鉾(鉄あるいは銅製、長さ138cm、周囲26cm) が祀ってある



写真は、ネットより

坂本龍馬が新婚旅行で訪れた時、引き抜いた事で知られる天の逆鉾
一説には奈良時代からあったとされるが、たび重なる噴火で鉾先が折れ、
龍馬が引き抜いた時は既に柄だけだったようです
折れた先の部分は、現在は行方不明、今ある物はレプリカ・・・だそうですが

それでも、そんな地を訪ねてみたいと韓国岳登山弾丸ツアーに参加、高千穂峰を眺めてきました

韓国岳より眺めた高千穂峰です
天の逆鉾が、あそこにあると思うと、益々登ってみたくなりますね
手前が韓国岳・左手前に獅子戸岳・中程に新燃岳・奥が高千穂峰
かつては、ここから縦走出来ていたのですが、2011年1月の新燃岳噴火により縦走は禁止されています




韓国岳登山〜


夜行バスでえびの高原登山口に移動、夜明けを待って登山開始日没までに帰宅!

えびの高原登山口(5:45)⇒韓国岳(7:30)⇒韓国岳避難小屋(8:50)⇒大浪池休憩所(10:00)⇒大浪池登山口(10:40)
と巡り、白鳥温泉でリフレッシュして帰路につきます


登り始めてすぐ、左手に硫黄山・・・山の向こうに朝日が昇っている〜♪
1768年にできた霧島連山では新しい山
明治30年頃から昭和37年まで、マッチなどに使用するため硫黄を採取していた


朝日に照らされる韓国岳(火口縁北西部の爆裂火口・・・山頂は右の奥でまだ見えない)


咲いてる、咲いてる〜♪  ミヤマキリシマ


4合目


この辺りで6分咲き


山頂間近で覗きこむ火口・・・オオーw(*゚o゚*)w
広すぎて全部写らない〜
直径800m、深さ300m 水は溜まりません
左のコルが登山口で見た火口縁北西部の爆裂火口部分です


登頂〜火口の縁の一番高い所が1,700m
憧れの高千穂峰(1574m)があんなに近くに見えまする〜


大浪池に下ります
霧島山の火山活動によって約4万年前に形成された火口の跡に水がたまってできた
池の水深は11.6mで暗青緑色、透明度が高いため池底まで見通すことができる
水質は強い酸性(pH=5.20)であるが、フナが生息している
池から流出する川はない
池を擁する火山の標高は1412m、水面の標高は1241mであり、常時水を湛える火口湖としては日本で最も高い場所にある


木道&木段の周りも花畑


大浪池(直径630m、周囲約2km)の東回りコースを巡る


コツクバネウツギと韓国岳


大浪池頂上(1,411m)


大浪池頂上から見る、韓国岳


咲いてる〜


咲いてる〜♪


大浪池休憩所に到着!


ここから大浪池登山口までは石畳なので、嬉しい様な、残念な様な^^;
道の辺にマムシソウやスミレが咲いてました


出逢った花たち

ツツジ

ハルリンドウ

ヒメハギ

マイヅルソウ
花の百名山にも選ばれている霧島山
なんと、その花は、ミヤマキリシマではなくマイヅルソウなんですね!
会えて良かった〜〜〜♪

タケノハナ

イワカガミ

スミレ

ベニドウダンとシロドウダンが並んでいたよ! 縁起良い〜〜〜

ハイノキ