犬山城

彦根を発ち、岐阜で名鉄に乗り換えて犬山へ・・・☆


明けて、天気予報通りの雨、ホテルの窓の下を通勤の傘が行き交っていました
雨の日には、雨の日の楽しみ〜♪
桜の散り敷く歩道をお城へと歩く


『老い呆け来ず地蔵』に深く祈りをささげ、どんでん館で山車(犬山では“やま”と読む)を見上げ
とんぼ玉に誘われながらも、歩めばお城が、ぐいぐい近付いて来る



城門をくぐると・・・現存最古の国宝犬山城が〜〜〜♪


平成16年に財団法人に移管するまで日本で唯一、個人(成瀬家)所有の城でした。


入口右の 『付櫓』は入口の守備に使われた


西面には石垣を登って来る敵の侵入を防ぐため 『石落とし』が・・・


急な階段を登り 天守望楼(4階)へ
南 城門の向こうに城下町が続く


西の木曽川を眺める(この日は南&西側の廻縁しか解放されていませんでした)


右上の水平線にかすかに見えるのが、織田信雄徳川家康連合軍が本陣を構えた『小牧山』です


桃の魔除け
二階、南向きの窓から見た 付櫓の屋根

二階、西向きの窓から見た 石落としの屋根

二階、北向きの屋根から西方面を覗き見た
葉っぱが折れている桃の魔除け・・・
桃の根元に“檜”って削ってある? 気がしたけど、気を回し過ぎの様ですね


からくり館でからくり人形の仕組みを見て、有楽園へ


「国宝三名席」のひとつ
織田有楽斎(信長の実弟)が建てた如庵を訪ねる
如庵(じょあん)の名は織田有楽斎の洗礼名からつけられた


竹を詰め打ちにした有楽窓
こちらに移築される前の(?寺)に在った時はこちらが北向きで、
窓外のお墓を目隠しするためにされた工夫であろうとの事です
畳に落ちる影が、優しそうですね
次回は、公開日を狙って、中に入ってみたいな〜



昼食は田楽・・・と決めていたけれど、あっという間に時間は過ぎて列車の時刻
夢中になる、悪い癖・・・ごめんちゃい
足早に木曽川の堤を犬山遊園駅へと向かう・・・


急ぎつつも振り向いて・・・さようなら〜

(あれっ? 東向きの廻縁に人がいるよ・・・通行可になったの?)


ネットで色々写真を見ていると、南向き&」北向きの唐破風の屋根にも魔除けの桃が乗っているようです
廻縁に出ると、高欄は低いし 床は外に向かって傾いているし
怖くて真下をのぞくゆとりが無かったよ・・・