厳島神社 春の名品展


期間  4月23日(土)〜5月22日(日)



国宝  蔦蒔絵唐櫃(桃山時代       
     1602年に福島正則が平家納経を修理した際、この唐櫃に納めて奉納した
     (上のポスターの写真です)  


重文  梅花唐草蒔絵文台・硯箱(室町時代            
     大内義隆が奉納

     龍の文鎮の愛らしさ



重文  木造狛犬平安時代


狛犬は、平安時代中期に考案されたもので宮中の御簾や几帳の裾を抑えるために置かれた鎮子であった物が大型化して 邪魅を圧して玉座を守るものとなったのであろう。宮中での仕来りから起こったもので、小型の物は神座近くに置かれ、大型の物は屋外に置かれるようになった。



重文   木造飾馬(鎌倉時代

桧の寄木造りで玉眼が入っている
尾が欠失しているという事で回り込んで覗いて見る・・・別に作って差し込むようになっている・・・毛を用いてあったかもしれないそうだ
力強く後ろへ引いているような姿から、繋がれている様を示しているそうです



屈原    横山大観筆(明治時代)

潔白の象徴である蘭の花を手にした屈原が悲愴な面持ちで風にたち
石を懐いて汨羅の淵へと重い足を運ぶ

鴆 チン (毒のある鳥、他人をそしる人の象徴)
燕雀 エンジャク (軽々しい小心者の象徴)     鴆・燕雀とならない賢さが欲しいな




他に能面・太刀・鎧兜




帰りに晩春の宮島を散策
八重桜は満開